江戸の笑い(興津要)
江戸小咄(こばなし)…それは、日本のユーモアの原典。
作品紹介
本の帯にある通り『おなかの皮がよじれ』るほどの、ユーモアあふれる江戸小咄がたくさん。
ただ、最近、生徒の中には、小咄の面白さがわからない、という子が多くなっている。なぜなら、日本語の持つリズムや音、言葉の意味など、様々な日本語の知識を動員しないと、この面白さを理解することは難しいからだ。
日本人として、小咄(こばなし)の面白さ、ユーモアを理解するということが、日本語の奥深さを知り、国語力を養うことにつながるように思う。
ユーモアを味わってほしい一冊。