和菓子のアン(坂木司)
この本を読みながら、和菓子としぶ〜い日本茶。一緒にいかがですか?
作品紹介
舞台はデパ地下の和菓子屋である「みつ屋」。
ニート脱却を一念発起し、この「みつ屋」で働きはじめた、アルバイトの梅本杏子…通称「アンちゃん」は、ちょっとぽっちゃり…の女の子。
個性的すぎる同僚たちや、歴史と遊び心に満ちあふれた和菓子に囲まれながら、忙しく仕事をこなす日々。そんな中、アンちゃんの前に現れる、お客さんたちの謎めいた行動や言動。果たして、その理由とは一体?
和菓子を題材にしたミステリーと、アンちゃんの日々を描く青春小説の融合…という、ちょっと新しい感覚の作品。
また、この本はぜひとも、中高生に読んでいただきたいですね。
というのは、社会に出て行く上で必要な常識や、接客のマナーなども文中にちりばめられており、さりげなく学べる点もおすすめです。
この本を読むと、あなたもきっと、和菓子としぶ〜い日本茶が恋しくなること、請け合いですよ。